オーストラリア研修 10日目②
さて、スリーシスターズの伝説です。
スリー・シスターズはマイナー(Meehni)、ウィムラー(Wimlah)、ガナドゥ(Gunnedoo)という美しい3姉妹です。
バリエーションその①
3姉妹は種族の違う3兄弟に恋をしていましたが、種族の掟でその他の種族との結婚は禁じられていました。3兄弟は3姉妹を村から無理やり連れ出そうとし、争いが起きた為、長老は3姉妹を守ろうとして岩に変えてしまったのです。長老は争いが終われば、3姉妹を元の人間の姿に戻そうと思っていましたが、みずから命を絶ってしまいました。3姉妹は元の美しい人の姿に戻ることなく、争いの名ごりとして岩のまま残されました。
切ないです……いつの世も、どこの世界でも、争いごとが絶えません……
バリエーションその②
昔このブルーマウンテンにはアボリジニーの美しい3姉妹と祈祷師のお父さんが平和に暮らしていました。ある日、食べ物を探しに山に出かけた3姉妹とお父さんは、穴ぐらで寝ていた魔王を起してしまったのです。起されことに腹を立てた魔王は3姉妹に襲いかかってきました。
お父さんは娘たちを守るために魔法の杖を使って3姉妹を岩に変え、自分はコトドリに変身しその場から逃げました。
しかーし、コトドリに変身したお父さんは、魔法の杖を谷底に落としてしまったのです・・・。
なので、3姉妹とお父さんは人間の姿に戻る事ができなかったと言われ、コトドリのお父さんは未だに魔法の杖を探し続けているそうです。
……切ない、切なすぎます……
そして、その3姉妹とお父さんのブロンズ像が次に訪問したシーニックワールドにあります。なぜだか、その像では全員裸なので、自粛モードで、お父さんだけ載せましょう。3姉妹の像を見たい人は自分で訪問してみてください……
お父さ〜ん‼️
……なんか、杖を落として見つからないという鈍臭さがものすごく表現されていると感じるのは私だけでしょうか……
……実は、3姉妹の像も秀逸です……切なさよりも滑稽さが表現されていると感じます……
さて、シーニックワールドです。
ここには3種類の乗り物があります。
トロッコ列車のようなもので、計画の下まで登り降りできるRailway。
断崖絶壁のあちらとこちらを繋ぐロープウェイSkyway。
渓谷の下と上を繋ぐゴンドラCableway。
どこでも、3というのは1つの基準のようですね。
バビル2世のロプロス、ポセイドン、ロデム…
3体の合体方法で特徴が変わるゲッターロボ…
……すみません、古すぎますね……
まずはSKYWAYで渓谷を横切ります。下に行ってからでは寒すぎると思ったので、太陽の下、ここで昼食。
そして、Railwayで下に。
実を言うと、もう1つ、主人公バビル2世が
その名もWalkway。そのままです。
生えている木をなるべく切らないように通路が作られています。
そして、当初食事するはずだったログ。
……寒すぎます。よかった、上で食べてて…
すっかり観光施設と化していますが、半日訪問には最適な場所だと思います。入場料は高いですが……
帰りに少し横道に逸れて景色が綺麗なところでパシャり。
いやー、今日は本当に綺麗です。数日前に雨と雪が降ったらしく、それが空気中の埃を取ってくれたのでしょうか。そして、ブルーマウンテンの名前の通り、青みがかって見えています。
この5年での最高のコンディションではないでしょうか。
明日は終日学校です。
発表準備もしなきゃですね‼️