平成28年度入学式
本日、平成28年度入学式を挙行いたしました。
真新しい、少し大きめの制服に身を包み、緊張した面持ちで入学式に臨む新入生たち。
その眼は不安というより、新しい希望や目標に満ちています。
この日は教員なら誰しもわくわくした気持ちに。
そう、教員たちも新しい希望や目標に満ちているのです。
そういった意味で、学校として1年の中でも最もパワーのある日ではないでしょうか。
校長の式辞の中に『タラントのたとえ話』が引用されていました。
「主人が長期家を離れる際、しもべたちを呼んで
一人には5タラント、もう一人には2タラント、もう一人には1タラントを授け、旅に出た。
5タラント授かったものは街に出て商売をし、もう5タラント稼いだ。
2タラント授かったものも同じくもう2タラント増やした。
しかし、1タラント授かったものはこれをなくすのが怖くなり、土に埋めて主人が帰ってくるまで隠していた。
かなり日がたち、主人が帰ってきて精算をした。
5タラント増やしたしもべ、2タラント増やしたしもべは主人とともに喜んだ。
しかし、1タラントを隠していたしもべはこっぴどく叱られ、追放された。」
という話です。
そう、このタラントとは今の英語でいう
『Talent(才能)』という言葉に派生しています。
タラントを使うことを恐れたしもべは叱責されました。
●恐れるな!
人はさまざま多様な才能を授かってくるが、それを活かすべき。
また、1タラントしか授からなかった者は5タラントの人と比べたらかわいそうではないか
という意見もあるかもしれませんが、1タラントは今のお金に換算すると3000万円
ほどにもなる大金です。
この男は余りあるタラントを授かりながら活かそうとはしませんでした。
●強みを伸ばせ!
自分の授かった素晴らしい才能に気付きなさい。
そして、誘惑や怖れ、疑いなどに打ち勝ってより良い善を選んだら、
その時あなたは自由なのです。
●自由になれ!
本当の自由とはより良い善を選択したときのことを表す。
という式辞でした。
もちろん、式辞の中にはもっともっと具体的に話があったのですが、紹介するのはこの辺にしておきます。
いや、決して忘れたわけではないですよ!
もちろん、はい…。
まさにさまざまな才能を授かっている新入生たち、
本校で才能に気付き、開花させ、伸ばしてください!
« 平成28年度スタート! | トップページ | 入学感謝ミサ »
「① 中高共通」カテゴリの記事
- オーストラリアRedfield校一行が来校(2018.04.23)
- 体育祭まで1週間あまり(2018.04.21)
- プロ級⁉️(2018.04.17)
- 4月8日、徒然なるままに(2018.04.08)
- 平成30年度入学式(2018.04.07)