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2016年3月16日 (水)

中2 他文化理解

今日は中2学年の家庭科の授業で他文化理解の授業でした。

先週に引き続き、イギリスからの国際交流員の方に来ていただきました。
先週は『衣・住』についてでしたが、
今日は『食』。


ということで、調理実習です。

作るのはこれ。



『アップルとチキンのクリームソース煮』

この時点で生徒たちは?マークが付いているよう。

リンゴのクリームソース煮⁉️
温かいリンゴ煮⁉️

でも、それがまさに他文化理解。

国際交流員の方がおっしゃいます。
「わたしは日本に来た時にはお刺身は全く食べられなかったのですが、今は大好きです。このお料理も皆さんの味覚には合わないかもしれませんが、こういうのもあるんです。」

そうですね。
刺身、つまり生魚。
西洋の方からすれば魚を生で食するってありえないでしょうねー。
さらに、それがタコ(西洋では悪魔の使いだったり怪物だったりします)なら、もう想像を絶するものでしょう。
交流員の方はまさに日本の文化に触れ、その体験を生徒たちに身をもって伝えてくださいます。




さて、使う材料は
リンゴ
鶏肉
玉ねぎ
リンゴジュース(大人ならワインがいいそうです)
ニンニク
パセリ
タイム
レモン汁
砂糖
塩コショウ
生クリーム

とシンプル(?)。

担当の授業があったので1度退室し、授業を終えて再度訪れたらもう出来上がっており、試食中。



生徒たち、思いっきり微妙な表情です。
聞かなくても表情で分かりましたが、聞いてみました。
「味はどう?」

「ダメです!」(はい、その意見は多いようですね)
「だ、大丈夫ですよ」(気を遣ってくれたね。ありがとう)


私も食してみました。

うん、私は好きな味です。
ビールやワインには絶妙に合うだろうなぁというのが正直な感想。

リンゴのスライスにクリームソースを絡めて口に運ぶと、
まずニンニクの芳醇な芳香が鼻をくすぐります。
と、すぐにパセリとタイムのパンチの効いた香りが。
リンゴという先入観を打ち破る柔らかなテクスチャーを噛みしめてみると、リンゴの柔らかな甘みと、リンゴジュースの強い甘い香りにおそわれます。
と思いきや、またニンニクとパセリのコラボレーション。

ということで、生徒たちにはあまりにも新しい味だったでしょう。
私は学生の頃、合計90日ほどイギリスでホームステイをした経験があるのに加え、『大人の味覚』になっているので好きな味でした。

さらに、イギリスの風景、イギリスの農業事情、食生活などなど、様々頭に浮かぶので、味に対する抵抗はありません。

生徒たちはまだ中2。
人生経験も少ないし、イギリスの事情が頭に浮かぶ生徒もいないでしょう。


そう、それがこの他文化理解の趣旨です。

日本で生まれ育った生徒たち。
「常識」と思っているものはあくまでも「『我がの』常識」。
それを基準に判断したり、発言したりするのは単なる
『我がまま』
だということに気付いてほしいなぁ。

一つ二つ視野を広げる機会になったかな?


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