灰の日・灰の水曜日
2月10日は『灰の水曜日』でした。
カトリック信者・キリスト教信者の方には釈迦に説法ですが、紹介させていただきます。
(キリスト教信者の方々に『釈迦に説法』はおかしいですかね・・・)
この『灰の日』は『復活祭(復活の主日、イースター)』の46日前、日曜日を抜くと40日前の日です。
この日から『四旬節』が始まります。復活の主日の準備期間とも言える期間ですが、四旬節は「40日の期間」という意味です。
40という数は、イエス・キリストが荒れ野で40日間断食をしたことに由来していて、それにならって40日の断食という習慣が生まれたそうです。
実際には、前述のように復活祭の46日前の水曜日(灰の水曜日)から四旬節が始まります。
それは、主日(日曜日)には断食をしない習慣だったから。
断食には、「大斎・小斎」があります。
大斎と小斎を守る日は灰の水曜日と聖金曜日(復活祭直前の金曜日)、小斎を守る日は祭日を除く毎金曜日。
大斎――1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができる。
小斎――肉類を食べない。
これに倣い、本校の給食では灰の水曜日以降の金曜日は献立にお肉は並びません。
しかし、お魚はいいらしいです。
何故でしょうか?
知っている方がいらっしゃったら教えてください。
(って、すぐに校長から「教頭さん、ちょっといいですか・・・」と呼ばれるかも・・・)
水曜日には中学で「灰の式」をとり行いました。
この『灰の式』とは、
「土から出て土に帰っていく私たちが、四旬節の努めに励み、罪のゆるしを受けて新しいいのちを得、復活されたおん子の姿にあやかることができるように」
と願って、昨年枝の主日に祝福していただいた、棕櫚(しゅろ)やオリーブの枝を燃やした灰を司祭が一人ひとりの額にかける式です。
司祭は、聖水をかけて灰を祝福し、
「あなたはちりであり、ちりに帰って 行くのです」
と唱えながら、灰で額に十字の印をつけるそうですが、私は聞き取ることができませんでした。
声が小さかったからです。
おそらく・・・。
英語教員の私は日本語と英語は聞き取れるはずなので。
「声が小さかったから」のはずです・・・。
もしかしたらラテン語?!
後日神父さんに確認してみましょう。
なんか、久々『教頭らしいブログ』をアップしたような気がします!!
でも、内容に間違いがあればどなたかご指摘ください・・・。
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