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教頭ブログ


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トビタテ留学Japan ⑦

間が空いて申し訳有りません。
昨日に届いていたのですが、少し遅れました。


7日目(8月9日)
いつも通り5時に起床し、朝食をとりました。

フィリピンにきてホントに助かったのが、時差ぼけがほとんどなかったことです。実際はフィリピンのほうが日本より1時間進んでいるのですが、ほとんど問題ありませんでした。実は2年前にフランスへ家族旅行へ行ったことがあるのですが、その時はひどい時差ぼけで大変な目に遭いました。

さて、ホストファミリー宅を出発し学校に着いた後、朝礼を済ませ、7時40分から雨が激しく降る中1時間目がはじまりました。

今日の1時間目は数学で単元は一次関数でした。いくら既習範囲とはいえ、英語での授業を理解するのは至難の業、知らない単語がたくさん出てきました。皆さんは次に挙げる単語の意味がわかりますか。
・vertical axis
・horizontal axis
・coordinate
・intercept

きちんと数学を習った皆さんなら調べれば「あ~あれね。」となるはずです。




2時間目は英語の授業でした。
英語の授業は日本での現代文のような感じで1つの文章を題材にじっくり読み解いていく形式で行われます。
今日の題材は「オイディプス王」、古代ギリシアの悲劇作家ソフォクレスによる作品です。この話はかつて世界史の授業で扱ったことがあり、予備知識があったので授業の内容はなんとなく理解できました。
ちなみに心に残ったフレーズは



「No man will be truly happy until he dies and free from pain.」です。
心理学用語として有名なエディプスコンプレックスの元になった話でもあるので、興味がある人は是非読んでみてください。

3時間目は経済の授業でした。昨日の続きで仮想の国作りをしました。

3時間目が終わり、さあ4時間目の準備をしようとしたそのとき、一部のクラスメートが突然歓声をあげました。
何が起こったのか聞くと、雨が降っているので午後から休校になるとのことでした。
日本では少し激しく雨が降った程度で休校になることはまずないですが、フィリピンでは政府がすぐに休校するようにとの命令を出すそうです。
south ridge schoolのあるalabang hills villageは道路がきちんと整備されていますが、貧困層の人達が住む地域は道路整備がされておらず、水はけが悪いのでちょっとの雨でもすぐ洪水になってしまうからなのだとか。こんなところにも経済格差の存在がありありと見えてきます。

家に帰った後はずっと宿題をしていたので報告は省略します…。(夕食の写真だけ載せておきます。)





1週間の振り返り
8月3月に日本をとびたってからあっという間に最初の1週間が終わりました。

ここからは最初の1週間を終えての感想を徒然なるままに書き連ねていきたいと思います。

まず、フィリピンの人達が皆フレンドリーな人たちでたすかりました。特にホストファミリーや学校で僕の担当をしてくださっている先生方はとても優しく、温かく接してくれるので本当に感謝しています。

この1週間の中でとてもたいへんだったのが「英語」と「フィリピン人のノリ」です。
まず英語に関してですが、学校のリスニングテストを受ける感覚でいくと、たちまち分からなくなります。今まで速いと思っていた速単のCDが急に可愛く思えてきてしまうほどです。それほどの爆速なので、ごく普通の質問をされているのに全く分からないことが多々ありました。
授業はなおさらで、その授業が何についてのものなのか、そしてその授業の流れについていくのでやっとでした。

次にフィリピン人のノリに関してですが、先日の報告にも書いたようにフィリピンの学校の雰囲気は日本のそれと全く異なっています。休み時間はバタバタする人もいれば急に大声で叫び出す人もいます。さらに授業中にも自由に立ったり、喋り出す人が多くいます。ただ、これは富裕層だから出来ることなのかもしれません。

8月7日にマニラの貧困地域などを回りました。そこで目にしたのは毎日を精一杯生きるのに精一杯な人たちの姿です。
日本では想像もつかないような混沌とした地域にたくさんの人々が暮らしていました。また、仕事がなく、一日中何もせずポケーッとしている人も多くいました。

何がこのような差を作り出しているのでしょうか?
彼らに何らかの違いがあるのでしょうか?

この問題を解決するにはかなりの時間がかかると思います。
しかしきっと手立てはあるはずです。
今できることをしっかり見つめていきたいと思います。


以上、生徒の報告でした。


フィリピンで何か、開眼しそうな雰囲気ですね。素晴らしい!
次の報告を待ちたいと思います。

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