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今年は浦上自動車学校から4人の指導員が来校し、移動式の信号機や車の模型を使って、実際の横断歩道を青空広場に準備してくださいました。移動式の信号機は、指導員の操作によって、赤から青になったり、青が点滅したりします。横断歩道を渡る練習の際には、模型の車が登場し、どこで車に注意しなければならないのかがしっかり理解できました。
若葉萌え、若い命が成長、躍動する春がめぐってまいりました。この春の佳き日に、かくも盛大に精道三川台中学校、精道三川台高等学校 平成二十二年度入学式を挙行できますことは、本校関係者一同大きな喜びでございます。
精道三川台中学校二十七期生の皆さん、精道三川台高等学校二期生の皆さん、入学おめでとう。在校生、教職員一同、皆さんを心から歓迎いたします。保護者の皆様、高い所からではごさいますが、ご子息のご入学を心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。
さて、本校は昭和五十六年に小学校を開校、三年後の昭和五十九年に中学を開校しました。そして、昨年、念願の精道三川台高等学校が開校し、県内唯一、全国でも稀有な小中高一貫男子校へと発展してまいりました。この精道学園と世界五大陸にまたがる千校以上の姉妹校はひとつの共通した分母を持つ大きな家族です。共通の分母とは、聖ホセマリアの教えです。
その教えは、本校の校訓の一つ、「POSSUMUS」に、表れています。「POSSUMUS」これはラテン語です。日本語では、「私たちはできます」という意味です。この言葉は、聖書の中のマテオによる福音書に出てきます。『イエス・キリストは、若い二人の弟子に問われます。「あなたたちは私が飲もうとする杯が飲めるか」二人は、即座に大きな声で答えます。「POSSUMUS」「私たちはできます」と。』
イエス・キリストの言う、『私が飲もうとする杯』とは、その後やってくる大きな苦難のことでした。二人の若者は、その苦難がどれほど苦しいことなのか、よくわかっていませんでしたが、即座に大きな声で「できます」と応えました。そして、その後、見事にその苦難を乗り越えることができたのです。どうしてでしょう。師であるイエスキリストへの厚い信頼、さらには、仲間に対する深い友情があったからだと聖ホセマリアは説明しています。一人ではできないが、信頼と友情があれば、できる。だから「POSSUMUS」『私たちは、できます』なのです。
精道三川台中学高等学校では、この校訓を言葉だけではなく、実践できる人になれるよう、時には諸君に困難な課題を課すこともあるでしょう。それは、諸君が、開花させなければならない高い能力を持っているからであり、果たさなければならない使命があるからです。
成功した人とは失敗しない人ではなく、成功するまで挑戦し続けた人のことです。聖人とは、倒れない人ではなく倒れても起き上がる人のことです。失敗がどうしたというのでしょう。もう一度やってみましょう。ただし、賢く、失敗から学んだことをよく吟味して、相談すべき人に相談し、仲間の助けが必要ならば、謙虚に助けを求め、もう一度挑戦しましょう。何度でも POSSUMUSの精神を持って。
保護者の皆様、本校の教職員は、並々ならぬ使命感と情熱を傾けて、一人ひとりの生徒を大人へと成長させ、進路希望を実現させることに全力を投入いたします。どうか皆様方におかれましても、本校教職員との緊密な連携を図っていただくとともに、力強いご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。
そして、私たち教職員も、ご子息の成長を支えながら、ご家庭とともに、成長していく所存です。
それでは、ご子息のこれからの健やかな成長を祈念しつつ、式辞とさせていただきます。
平成二十二年四月八日
精道三川台中学校
精道三川台高等学校
校長 廣田悠二
新一年生の皆さん、小学校入学おめでとうございます。保護者の皆様、高い所からではございますが、お子様のご入学を心よりお祝い申し上げます。また、本校への進学をお選びいただきましたことに、改めて感謝申し上げますとともに、皆様のご期待に添えるよう、教職員一同、全力で教育活動に当たる決意を新たにしております。
さて、新一年生の皆さん、あなたたちは精道三川台小学校が迎える三十三回目の新一年生です。ですから、あなたたちは、「一年生」だけでなく、「第三十三期生」とも呼ばれます。少し難しいですね。今はまだ覚えられなくても大丈夫です。これからも、あなたたちの知らないことや分からないことがたくさん出てきますが、今日お世話してくださっている六年生はもちろん、ここにいるお兄さんたちや先生方が丁寧に教えてくれますから安心していてください。
小学校の生活を新しく始める中で、役に立つお話をします。
精道三川台小学校がまだ無かった昔、スペインという国に、ホセマリアという神父様がおられました。今はその神父様のことを聖ホセマリアと呼んでいます。いつか覚えてくださいね。その聖ホセマリアが、この地、長崎に精道三川台小学校ができたらいいな、と周りの人たちに呼びかけ、またそれを聞いた多くの人たちが神様にお願いしてくださったおかげで、この精道三川台小学校ができました。今では中学校、高等学校もありますから、皆さんはこれから十二年間、この精道三川台で学ぶ事ができます。このように聖ホセマリアの精神で建てられた学校は世界に、幼稚園から大学まで一000校以上あります。皆さんは、ここにいる人たちだけでなく、その大きな家族の一員ともなりました。
その聖ホセマリアが教えてくださったことの中の一つで、「道」という本にこんなことを書いてくださっています。
「失敗したというのか。失敗するはずがないことはよく分かっているはずだ。失敗したのではない。よい勉強になっただけだ。前進せよ」
少し厳しい感じの言葉ですが、内容はとても優しく、そしてとても力強く皆さんを応援しています。「うまくいかないことがあっても大丈夫ですよ。うまくいかないこともとても大切な勉強なのですから。安心していろいろなことに、どんどんチャレンジしていきましょう!」とおっしゃっているのです。まずは、元気な挨拶にチャレンジしましょう。「行ってきます」「おはようございます」「ありがとうございました」「さようなら」「ただいま」と大きな声で言ってみましょう。恥ずかしがらずに「一緒に遊ぼう」とか、「手伝おうか」とか、周りの人に声をかけるのも素晴らしいチャレンジです。勉強の時に手を挙げて発表するのも素晴らしいチャレンジです。精道三川台小学校にはチャレンジするチャンスがいっぱいあります。なるべくたくさんのことにチャレンジして、面白くて、嬉しくて、楽しさいっぱいの毎日にしましょう。
保護者の皆様、お子様の学校生活がより実り多いものとなるために、最も大切なことは「学校が楽しい」ことです。もちろん、秩序やルール、基本的な生活習慣を身につけてことですが、「学校が楽しい」ことをベースに、勉強や遊びに打ち込むとき、その成果はとても大きなものとなります。そのためにまず、学校や学級に早く慣れ、喜びのうちに日々を送れるよう導いていきたいと思います。ご家庭の方でも学校での話に耳を傾け、誉めてあげたり、アドバイスを上げたり、とお支えくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。そして、お子様の成長を支えながら、ご家庭とともに、私たち教職員も成長していくことができましたら幸いです。
お子様のこれからの健やかな成長を祈念しつつ、簡単ではございますが、式辞とさせていただきます。
平成二十二年四月七日
精道三川台小学校 校長 白根聖矢
今朝は児童会朝礼が行われ、1年生も一緒に整列して上級生の話を聞きました。
委員会報告の中で、図書委員会は、小学生新聞について紹介をしました。
今年度も、広島県の小学校からカンナの株を頂きましたので、マリア様像のそばに新たに植えました。そして、昨年度に植えた「カンナ」の花が株を増やしたので、再び、広島の「平和カンナ街道」へ植えて頂くことになりました。「カンナの花」を通して広島の方々や小学校との交流が続いています。
今日から1年生も給食が始まりました。学校生活が更に活気に満ち溢れてきました。これからが本当に楽しみです。
1年生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます!
本日、精道三川台中学・高等学校に新しい仲間が加わりました。中学一年生は27期生、高校一年生は23期生(高校2期生)になります。
入場を待つ新入生たち。
新入生の入場です。
入学感謝祭で誓いの言葉を述べます。
勢ぞろいした新入生たち。
担任の先生から一人一人呼ばれる名前に大きな声で答えます。
校長先生から式辞をいただきます。
新入生代表からの誓いの言葉。
在校生代表による歓迎の言葉。
最後に、新入生・在校生そろっての力強い学園歌斉唱です。
これで今年度の中学・高等学校のメンバーが全員そろいました。彼らの作る一年間は、いったいどんな一年になるでしょうか?本当に楽しみです。
平成22年度がスタートしました。第二体育館では小学校の入学式の準備が進んでいるので第一体育館で行います。
校長先生からのお話と中学校生徒会長代表の挨拶がありました。
始業式ののち、新任の先生方の着任式がありました。
経験豊かな五人の先生方が精道三川台にやってきてくださいました。明日、ここに中学校と高等学校の新入生を迎え、本校の22年度が本格的に始まります。
今年はどんな一年になっていくのか楽しみです。
1年生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます!
本日、精道三川台小学校に新しい仲間(33期生)が加わりました。
いよいよ小学校生活の第一歩を踏み出した1年生。実り多き6年間となるようにお祈りいたします。
さて、登校してから入学式が始まるまでの間は、6年生のお兄さんたちがずっとそばについてお世話をします。まずは、ランドセルカバーを付けてもらいます。 そして、一緒に折り紙やおしゃべりをして過ごします。 さあ、入学式が始まりました。ちょっぴり緊張…。 児童代表挨拶。6年生を中心に1年生を見守っていきます。 教室に戻り、帰る時には担任の先生と握手。 桜の木も、マリア様とともに、33期生の晴れ姿を見守っていました。
でも、6年生の手を握っているから大丈夫。
「また、明日ね~。」